赤ちゃんポスト

2月に熊本市で赤ちゃんポストのことが話題になった。ドイツの赤ちゃんポストを参考にされたらしい。そこで、ドイツの赤ちゃんポストについて少し調べてみた。以下は、ドイツのウィキペディアからの抜粋。


赤ちゃんポストの定義

赤ちゃんポストは、非常事態にある母親に新生児を無名で養子に出すチャンスを与える。赤ちゃんポストは死亡させられたり、置き去りにされたりする赤ちゃんの最初の救済場所。

赤ちゃんポストは、NPO、キリスト教団体、病院により設置されているが、法的裏づけが不十分であると、今もなお議論が続いている。

歴史

もっとも古い赤ちゃんポストは、12世紀最初に教皇がバチカンの病院に設置されたものだと言われている。ドイツの最初の赤ちゃんポストは、2000年4月8日にハンブルクに誕生した。

この赤ちゃんポストは、乳児を外から寝かせられることが可能な暖かいベットで、時間を少し置いて、消音アラームが鳴る仕組みになっている。子供を預ける人物の特定ができないようにするための配慮からだ。

ドイツの赤ちゃんポストは現在、ベルリン、ドレースデン、ミュンヘンの大都市を含む45都市に存在し、2005年現在で80以上の赤ちゃんポストが設置されている。更に12都市で設置予定だ。

一番古いハンブルクでは、最初の5年間で22人の乳児の命が救われた。

法的な問題

しかし、法的な議論はまだ続いていて、乳児の身元がわからないため、養子手続きをする際に困難を伴うことが理由の一つ。

また、赤ちゃんポストは生後8週間までの乳児を預けることが法律で定められているのだが、今までに障害児が預けられたり、生後3ヶ月の赤ちゃんが預けられたりと、赤ちゃんポストが悪用されるケースもある。

他国の状況

スイスでは1つ、オーストリアでは5都市で、赤ちゃんポストが設置されている。

ベルギー、イタリア、オランダ、パキスタン、フィリピン、南アメリカ、チェコ共和国、ハンガリー、アメリカにも赤ちゃんポストが存在する。


今回、りんごさんからのリクエストで、赤ちゃんポストの記事を掲載した。議論されているにも関わらず、多くの赤ちゃんポストがドイツの至るところに設置されているのは、非常に興味深い。

ドイツはある意味本当に寛大な国なのだなあと思う。だからこそ、外国人の私がドイツの暮らしを快適に感じることができるのかもしれない。

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